Million bubbles in my room

書きたいことがないから日記を書くよ

9月18日

火焔土器を見てきた。サイズは60cmほどで、造形物としてのその大きさに驚く。またその保存状態の良さから作られた当初の質感をそのまま残しており、細工・装飾の跡がまざまざと感じられた。あまりに凝り過ぎているのか、逆に拙い手作業の跡が残るようなものはなく工芸品としての完成度の高さが分かる。その精巧さとデザインのダイナミックさの両立に私はモノのその存在に純粋に魅了された。

火焔土器の名前自体は大学時代に読んだ岡本太郎の著作等で知っていて、彼の創作の源泉として火焔土器をはじめとした縄文文化が重要な位置を占めていることも分かっていた。

そういった、土器自体に対する強い憧れもその魅力を強めることになっていたかもしれないがそれを差し引いても細部から全体から交互に何度も観察してデザインの相互作用について考え続けずにいられなかったのが火焔土器なのである。

9月17日

出張の荷造りリスト(一泊)。

 

・鞄

・ペン(予備含めて2本)

・手帳

・財布

・電卓

・名刺

・エコバッグ

・ケーブルセット(ライトニング、USB Type-C、USB、ガーミン用、アダプタ)

・PC

・マウス

・洗面セット(洗顔剤、髭剃、オールインワン化粧水、メガネ拭き、歯ブラシ、歯磨き粉、デンタルフロス)

・S字フック

・圧縮バック

・ワイシャツ

・インナー

・スラックス

・靴下

・パンツ

ランニングシャツ

・ランニングパンツ

・キャップ

・サンダル

・文庫本

・マスク

・日傘

 

(余裕があれば)

・カーディガン

・入浴剤

・銭湯セット

9月12日

「プロジェクトヘイルメアリー」2週目。電子書籍→audibleの順で。

上巻のaudibleの再生時間が13時間。だいたい45文字×15行×350p×0.75=180,000字として、1分あたり230文字のペース。スピーチで300文字/分が基準と言われているから1倍速はかなりゆっくりと言ってもいいだろう。一度読んで内容が入っているから二倍速で再生して6.5時間ほどで聞いている。

それに対してkindleの予測読了時間は4時間ほど。1分あたり750字。(これは再読のタイムなのでじっくり読むなら倍くらい掛けたいから、初回なら8時間ほど。)通常400字〜800字/分と言われているので妥当なタイムかもしれない。

頭のなかで一度イメージができているから音声情報で摂取するのも言うほど違和感はない。グレースのキャラクターが思ったより若くてヤサグレている気がするがそれもだんだん慣れてきた。というか、別次元になった途端に違和感は覚えるものだからそういうものだと受け入れよう。いやでもストラットが実写化したら違うと思うんだろうな私のなかだとサガスカの図書館員ルーナみたいな見た目。

audibleにはこの本を読んだひとなら知っている仕掛けがあり、出版も紙と電子とaudibleが同時に発売されたというのも納得がいくのだけれど、その興奮が得られるという点でまた違った読書体験ができるというのが良い。

ただ電車で話だけ聞いていると、まだ身体が慣れていないのでどうしても目で情報を摂取したくなりスマホをいじってしまう。

9月10日

秋隣の山梨へ。子供が産まれてからずっと同じぶどり狩りのできる農園に通っている。ここは時間制限も持ち込み制限もないところだし、フルーツラインからも外れた登ったところにあるからか、眺めも良くてみんな気楽にのほほんとしたり好きに楽しんでいるのがとても良い。あと今年は生育状況が良いのかとても甘くて甘過ぎて巨峰とシャインマスカットを一房ずつ食べたらもうお腹いっぱいになってしまった。

帰りの中央道のぼりは混雑。談合坂PAで左端の走行車線が通行止めになるので、最初の流れは悪くても追越車線を進むのがよい。

小仏トンネル手前で車線シフトがあり、追越車線が走行車線になる。追越車線は混んでいるのでそのまま走行車線を進みたいが、左端の走行車線がなくなり合流で遅延するので右端に寄るのを忘れないように。

9月8日

豊田道倫(パラダイス・ガラージ)のレコ発@渋谷WWWを観てから一晩明けた。

彼のライブは久しぶりだった。というか私が何回もライブに足を運んだことのあるアーティストなんて豊田道倫nano.Ripeくらいのもので、ライブ鑑賞自体4年振りくらいのはず。

鑑賞中は様々な思いが胸に去就して感情が溢れて涙してしまった。セトリなんて覚えてないし途中から冷牟田くんのギターの調子のほうが心配になっていつ大関カップを投げ込むかそっちに気を取られていたことや、アンコール2回目やって移動遊園地聞きたかったんだけどなんて今となってはそんな思いのほうが記憶に残っている。あと昔の友達に会えればよかったなぁ。

もしひとつだけ音楽的な感想を述べるのなら、his bandによる音世界の補強だけでない破壊から生まれる創造を受け入れる豊田道倫の歌と詞の強さを改めて感じた。

とはいえこんなのひねくら古参ファンの感想で昔の曲をその演奏のままパフォーマンスしてくれって声のほうが多いかもしれない。

9月6日

日記なんか全然書けないよ、アウトプットというか言葉にするのに頭のなかで推敲がはじまって自分なりのロジックに則っていない文章は強度がないって自動的に却下されるから、ひとかたまりの文章を作るにはめっちゃ悩んでしまうよね